信用調査とは

信用調査とは、消費者金融会社が融資する際、顧客の信用状態を調査することです。個人の場合の審査項目は以下の通りです。

  1. 勤務先
  2. 勤続年数
  3. 収入
  4. 借金の総額
  5. 過去の借金履歴

企業についての審査項目は以下の三点が調査されます。

  1. 営業利益
  2. 資本
  3. 資産

国内では信用調査対象項目の基本となるのは担保力であり、不動産や金融資産の有無と額になります。したがって、仮に債務者が支払いが出来なくなったとしても、担保物件さえ確実なら問題はないというのが一昔前の金融業界の常識でした。

しかし、バブル崩壊後、地価下落で金融業界は莫大な不良債権を抱えてしまったことが引き金となり、こうした担保第一主義が改められました。信用調査の際、個人や企業の信用状態を調査する機関を信用調査機関といいます。信用調査機関は、信用情報の収集・登録を行い、金融会社から調査依頼を受ければそれらのデータを閲覧させます。

これらの目的は、多重債務者防止や過去に自己破産をした事故歴のある人をチェックするためです。このデータに従い、金融会社は独自の審査基準で融資の決定をします。

審査に通るためには

まず、キャッシングをする際に気を付けることは以下のポイントになります。

  1. 都道府県が管轄する貸金業登録をしていること。
  2. 金利を確認すること。法定金利(18.0%)を超えていれば闇金融業者です。
  3. 即日融資が可能で出来ればコンビニなどのATMで支払いが出来れば便利です。
  4. いくら審査が甘いといっても、遅延の際に怖い取り立て屋が来るような業者は敬遠しましょう。
  5. お金を借りた後の支払いシミュレーションをしましょう。

大手消費者金融で借りるためには

同じお金を借りるなら金利が低いほうが魅力です。毎月の支払いがうんと楽になりますよね。但し、銀行系の消費者金融は低金利で貸出していますが、審査基準が厳しいので、借入件数が3件以上ある方は審査に落とされる可能性が高くなります。

 

もちろん、借金がなく定職に就いて一定の収入がある方ならば、間違いなく審査に通ります。そういった方は大手の銀行系金融で借りるべきでしょう。

 

銀行系や中小の消費者金融で借りれる方は以下のとおりです。

  1. 現在の借金の額が年収の三分の一以下、他社からの借入件数が4件以下である。
  2. 過去5年以内に自己破産や支払いの遅延行為をしていないこと。
  3. 定職に就いて一定の収入があり、社会保険を保有していること。

無審査キャッシング

無審査でキャッシングするといった虚偽広告に注意しましょう。無審査でお金を貸すといった行為は慈善事業でない限り有り得ません。大方、クレジットカードの商品枠を使った現金化行為であることが大半です。お金を借りるからには、どんなに審査が甘いといえども審査があります。

 

ブラックリストに載っていたり、借入件数が7件以上あるといった多重債務者は、審査に落とされる可能性が高くなります。

 

中小や街金は大資本を持つ大手金融会社にはサービスから金利の面から歯が立たないのが現状です。そこで、大手では審査に通らないような人間を対象にするしかないのです。従って、大手銀行系より審査が甘くなり、更に街キンに至ってはほぼ無審査に近いような審査で融資をしてきます。

 

彼らは多重債務者の名簿を取得して、直接DMなどで融資の案内をして顧客を確保しています。

人によって審査の基準が異なる理由

申込者の収入によって貸出限度額が異なってきます。年収が150万円程度のパートやアルバイトの場合は、審査に通ったとしても、貸出限度額は10万円程度に抑えられるでしょう。逆に年収が500万円以上もあって、居住先が持ち家の場合は信用度も高くなって、限度額は高くなります。また、現在他社からの借入がある人は、審査も厳しくなってきます。借入件数が3件以上あれば多重債務者と定義されます。

毎月の返済に困った場合

何らかの事情で毎月の返済に困った場合、新たに新規の金融会社で借りて返済に充てる行為を自転車操業と呼称します。そういった行為を繰り返していると、元金がどんどん増えて二進も三進もいかなくなってきます。挙句の果てに自己破産になることは、火を見るよりも明らかでしょう。

 

返済に困ったら、自己破産などの債務整理をすることも手段の一つです。長く苦しむよりは、さっさと免責をして借金をクリアし、人生をやり直したほうが得策でしょう。但し、債務整理をした後、最低でも5年間は信用情報センターのブラックリストに掲載されますので、その間は金融会社でお金を借りることは出来ません。

消費者金融の種類

銀行系消費者金融
アコムやプロミスといったテレビCMで有名な消費者金融です。過払い金請求などで低迷していましたが、それらの問題もクリアして、またしてものし上がってきました。何よりも便利なのは全国津々浦々にATMが設置してあり、支払いや借り入れも簡単に出来ることでしょう。金利が低いのも魅力です。

中小(中堅)消費者金融
大手ほど有名でないものの、サービス的にはほぼ同程度です。但し全国にATMが設置されておらず、支払いや借入は銀行振込や、店舗での窓口取引になります。大手では審査に通らない人は、中小のキャッシング会社を利用しましょう。

闇金融
貸金業登録をしていない業者です。存在そのものが違法なので、法定金利も厳守されていません。どこからも借入出来ないような多重債務者が、藁をも掴む思いで利用していますが、ますます泥沼にはまってしまうのが現実です。よほどの事情があって、確実に返済出来る人でない限り、利用すべきではありません。

借用書の記載方法

お金を借りる際には、賃借契約書を作成します。たとえ闇金融であっても借用書を作成します。借用書には決まった書式は存在しませんが、重要なことは返済期限と金利です。返済期限を決めていないと、請求されたらいつでも返済しなければならないと解釈されていまいます。
借用書に記載される項目は、

  1. 借りる額
  2. 返済予定日
  3. 金利
  4. 借りた年月日
  5. 住所氏名

金融掲示板などで、口コミ情報など生の声を見るのも、悪質業者を回避するには重要なことです。実際にお金を借りた人の体験談は、きっと役にたつと思います。

消費者金融の基礎知識